現地9日、米キーンランド競馬場にてG1ブリーダーズフューチュリティ（2歳、ダート8.5ハロン）が行われ、B.ヘルナンデスJr.騎乗のラトルンロールが圧勝した。

　前半は中段に控えたラトルンロールは、第4コーナーで大外から一気に進出。先頭で直線に入るとその勢いのまま後続を突き放し、2着のダブルサンダーに4馬身1/4差をつけてゴールした。

　K.マクピーク厩舎のラトルンロールはコネクト産駒。デビュー3戦目だった前走で勝ち上がり、今回は重賞初挑戦でのG1初制覇となった。

　なおこの勝利で11月5日の米G1ブリーダーズカップジュベナイルへの優先出走権を獲得したが米競馬メディア『bloodhorse.com』によるとマクピーク調教師はBC出走を明言せず、「（11月27日のG2）ケンタッキージョッキークラブステークスまで待機するかもしれない」と話している。