9歳せん馬ブランドが引退、仏G1モーリスドゲスト賞など制覇
2021年10月19日 11:21
2017年に仏G1モーリスドゲスト賞を制すなど欧州の短距離戦線で長く活躍してきた9歳せん馬ブランドの引退が決まった。英『racingpost.com』など複数のメディアが報じている。
ピヴォタル産駒のブランドはK.ライアン厩舎からデビュー。4歳以降になってから重賞で活躍しだした遅咲きで、5歳夏にモーリスドゲスト賞でG1初制覇を果たした。
以降も6歳時に英G1スプリントカップ2着、7歳時にはモーリスドゲスト賞2着、8歳時もG1英チャンピオンズスプリントステークス2着と大舞台で善戦。今年もモーリスドゲスト賞4着などで存在感を示し、今月16日の英チャンピオンズスプリントS12着がラストランとなった。通算成績は53戦9勝(重賞4勝)。
なお引退後はライアン調教師の娘エイミーとそのパートナーでありブランドの主戦を務めたT.イーヴス騎手のもとで余生を過ごすという。