JRAは、現地11月5日と6日に米デルマー競馬場で行われるブリーダーズカップ各レースに出走を予定している日本馬の2日の調教状況および関係者コメントを発表した。

　BCジュベナイルに出走するジャスパーグレイトは、デルマー競馬場のダートコースを単走で4ハロンの追い切り。森秀行調教師は「調教の動きは良かったと思います。まだ1戦しか経験していない中で、長距離輸送もありましたが、3頭が帯同していることもあって、しっかり環境に順応してくれていると思います。いつもどおりの力は出せると思います」とコメント。

　同厩馬でBCダートマイルに出走するピンシャンもデルマー競馬場のダートコースを単走で4ハロンの追い切り。森師は「今日の追い切りは2頭とも動きが良かったですが、中でもピンシャンの伸びは凄かったように思います。去年のキーンランド（出走せず）に比べれば、輸送時間も短かったので順調にきていると思います」と話していた。