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ジャパンとブルームのオブライエン師「ジャパンCを勝つのはとても難しい」

2021年11月20日 10:10

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 ジャパンC(G1、芝2400メートル、28日=東京)にジャパン(牡5、父ガリレオ)とブルーム(牡5、父オーストラリア)を送り出すアイルランドのエイダン・オブライエン調教師(52)が地元メディアに心境を語っている。

 レーシングポスト電子版は19日、同師の談話を紹介。オブライエン師は「ジャパンカップというレースを勝つのはとても難しいです。いつも激しい競走になりますし、2頭(ジャパンとブルーム)はそこに立ち向かうことになります。ただ、彼らはとてもいい状態で今朝(木曜朝)、ここ(クールモアの私設調教場バリードイル)を出発しました。ユタカ・タケ(武豊)がジャパンに乗り、ライアン(ムーア)がブルームに乗る予定です」とコメントしている。

 2頭はともに6日にデルマー(米国)で行われたBCターフを走り、一度アイランドに帰国。今回のジャパンCに挑む。オブライエン師は「私たちはブリーダーズカップの2頭の走りに喜んでいます。ブルームの凱旋門賞にはガッカリしましたが、いい状態になって、デルマー(BCターフ2着)ではものすごいレースをしました。イラッド(オルティス)が素晴らしい騎乗をしてくれました。彼は今シーズンずっといい状態を維持していますし、素晴らしい体質をしています。まさに(父親の)オーストラリアのようです。ジャパンのBCターフは少しコーナーで不利があったけど、4着でゴールしましたし、その後も体調はいいですね。ジャパンCはものすごく厳しい競走ですが、2頭の状態にはとても満足しています」とコメントしている。

 アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎はジャパンCに3年ぶりの参戦。これまでに4頭が挑戦し、04年パワーズコートが10着、10年ジョシュアツリーが10着、17年アイダホが5着、18年カプリが11着に入っている。

出典:日刊スポーツ