矢作師に信頼寄せるホー騎手、ステイフーリッシュとの香港ヴァーズ制覇へ意欲
2021年12月01日 13:00
香港ヴァーズ(12日、シャティン競馬場)でステイフーリッシュとコンビを組むことになったV.ホー騎手の意気込みを、地元メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)が現地11月30日付けで報じている。
ホー騎手は4月のクイーンエリザベス2世カップでラヴズオンリーユーを勝利に導いており、ステイフーリッシュを管理する矢作芳人調教師とは既知の間柄。2018年から未勝利のステイフーリッシュは実績で劣るものの、ホー騎手は「ミスター・ヤハギは並外れた調教師で世界中に馬を派遣している。彼はステイフーリッシュが戦績以上に良い馬であり、香港に適しているから遠征させようと考えているんだ。自信の表れさ」と矢作師に絶大な信頼を寄せている。
今年の香港ヴァーズでステイフーリッシュはJ.モレイラ騎手が乗る2019年の覇者グローリーヴェイズや英国のパイルドライヴァーらを倒さなければならない。しかし、これにもホー騎手は「(矢作師は)2400mでステイフーリッシュがジョアン(モレイラ騎手)の馬を負かすチャンスがあると思っているはずだよ」と意欲を見せている。
ホー騎手は香港国際競走の全レースで騎乗馬を確保済み。香港マイルのゴールデンシックスティをはじめ、香港スプリントではD.ホワイト調教師のストロンガーに騎乗し、香港カップはベルリンタンゴとのコンビでラヴズオンリーユーに立ち向かう。