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ズースタイルが豪G3ジョージムーアSで重賞初制覇、アリゲーターブラッドは復活ならず

2021年12月05日 10:32

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 現地4日、豪ドゥームベン競馬場で行われたG3ジョージムーアステークス(2歳以上、芝1200m)は、好スタートから主導権を握った1番人気のズースタイルが後続に影を踏ませず逃げ切り。1.25馬身差の2着には3番手追走の2番人気ボーラーが続いた。

 ズースタイルはズースター産駒の6歳セン馬で、2歳終盤の2018年6月からデビュー6連勝。しかし、明け3歳初戦から4連敗すると、4歳初戦で久々に白星を手にするも1戦だけで長期休養に入っていた。それから1年2か月を経た前走で復帰を果たし、休養前から3連勝で重賞初制覇としている。

 なお、ジョージムーアSには3歳時にG1オーストラリアンギニーを制すなど将来を嘱望されてきたアリゲーターブラッドも出走したが、勝ち馬から5.2馬身差の6着(8頭立て)に敗れている。同馬に関しては昨年末にG.ウォーターハウス&A.ボット厩舎へ移籍する予定だったが取り止めになり、新たに23歳のB.ヒーリー調教師に預託されて今年8月末にリステッドで復帰。当時も4着に敗れて今回が仕切り直しの一戦だった。