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ビホルダーやイントゥミスチーフの母、レスリーズレディが死亡

2022年01月25日 13:20

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 G1を11勝した名牝ビホルダーや名種牡馬イントゥミスチーフの母として知られるレスリーズレディが現地24日に死亡したことが分かった。26歳だった。

 これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたもの。トリッキークリーク産駒のレスリーズレディは現役時代は28戦してリステッド勝ちを含む5勝と目立たない存在だったが、引退後に繁殖牝馬として真価を発揮する。

 現時点で15頭の産駒のうち9頭がデビューし、7頭が勝ち上がった。代表産駒はブリーダーズカップディスタフ2勝などG1を合計11勝したビホルダー(父ヘニーヒューズ)で、メンデルスゾーン(父スキャットダディ)は米G1のBCジュベナイルターフを制覇。さらに米G1キャッシュコールフューチュリティを勝ったイントゥミスチーフ(父ハーランズホリデー)は種牡馬として大成功し、ケンタッキーダービー馬オーセンティック、米最優秀短距離牝馬ガミーンなどを出している。

 そのほか、2018年生まれのアメリカズジョイ(父アメリカンファラオ)は翌19年のセールにて820万ドル(約9億3000万円)で落札されて大きな話題となるも、デビュー前の昨年8月に調教中の事故で死亡した。現3歳のマールタイム(父ノットディスタイム)は昨年10月にデビュー勝ちしており(2戦目は条件戦で8着)、現2歳の牝馬ラブユーアイリーン(父カンタロス)が最後の産駒となる