エピセンターが米G2リズンスターSを逃げ切り、昨年はマンダルーンが制す
2022年02月20日 13:50
米フェアグラウンズ競馬場で現地19日にG2リズンスターステークス(3歳、ダート9ハロン)が行われ、J.ロザリオ騎乗のエピセンター(2番人気タイ)が好スタートから先頭に立つと、残り9頭を引きつける逃げから肩ムチ一発で2馬身3/4差を開き快勝した。
後方集団の1番人気スマイルハッピーが第3コーナーから動いて2着を確保し、さらに1/2馬身差の3着争いを4番人気のゼンダンが制した。前走のG3ルコントステークスで3着だったもう1頭の2番人気パパキャップは3番手から反応できず8着に大敗している。
エピセンターはS.アスムッセン調教師が管理するノットディスタイム(その父ジャイアンツコーズウェイ)産駒で重賞初制覇。昨年11月のデビュー2戦目から2連勝で臨んだ前走のルコントSではコールミーミッドナイトに差し切られて2着に惜敗していた。これで通算成績を5戦3勝としている。
ケンタッキーダービーの指定ポイントレースであるリズンスターSの優勝馬は、昨年のマンダルーンが本番で2着だったのをはじめ、2019年のウォーオブウィルはプリークネスステークスを制覇。2016年のガンランナーはKYダービーで3着に好走し、翌年には米エクリプス賞年度代表馬に輝くなど活躍が目立っている。