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ダンシングプリンス海外初勝利 宮田師「素晴らしいレースしてくれた」/リヤドダートスプリント

2022年02月27日 16:41

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 リヤドダートスプリントをダンシングプリンス(牡6、宮田)が逃げ切り、宮田厩舎が海外初勝利を挙げた。27日、管理する宮田敬介師(41)が中山競馬場で取材に応じ、喜びを語った。

「素晴らしいレースをしてくれました。馬とスタッフ、携わったみなさんに感謝したいですし、たくさんほめてあげてほしいと思います。本当によくやってくれました。枠入りに時間がかかって、ゲート内でソワソワしたところもあったようですが、4角で大丈夫だろうなと思いましたし、直線入り口で後続を突き放してくれたのもイメージどおり。(相手関係は)アメリカの馬が出走しなかったのはあったとは思いますが、それでも1200メートルであの着差をつけて勝ってくれましたからね。強かったです。脚もとの問題があって、美浦では坂路で調教している馬です。現地でスタッフがうまく調整してくれたと思います。追い切り後に少し疲れが出たと報告も受けていたし、蹄鉄もあえてスパイクを履かなかったのですが、環境が変わって、馬体重が減るなかで馬が頑張ってくれました。このあとはドバイゴールデンシャヒーンの招待をいただいるのですが、辞退させていただいて、まずは無事に帰ってきてほしいと思います。けがなく帰ってくれてから今回の遠征が成功だったと言えると思いますので。今後のことは帰国して、検疫を受けて、牧場で様子を見てから決めていくことになると思います。この勝利でお父さんのパドトロワの評価も上がると思いますし、母の父は藤沢和先生が管理したバブルガムフェローという血統ですから。うれしいです。ダンシングプリンス自身も種牡馬になれるようにこれからも大事に育てていきたいと思います。まだ若い厩舎なのですが、こういう馬を預けていただき、こういう経験をさせていただき、本当に感謝しかありません」。

出典:日刊スポーツ