現地5日、米ガルフストリームパーク競馬場でケンタッキーダービー指定ポイントレースのG2ファウンテンオブユースステークス（3歳、ダート8.5ハロン）が行われ、J.オルティス騎乗のシンプリフィケーションが1番人気に応えた。

　馬群に包まれた5、6番手とやや窮屈な位置取りになったシンプリフィケーションだが、J.オルティス騎手が最終コーナーで大外に持ち出してスパート。直線で早めに先頭に立つと、遅れて追い込んできたインデュータイムに3馬身半差の快勝を収めた。

　A.サノ厩舎のシンプリフィケーションはノットディスタイム産駒。前走のG3ホーリーブルステークスは2着だったが、2度目の重賞挑戦で白星をつかんだ。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、馬体に問題がなければ次走はG1フロリダダービーになると陣営は話している。