アナモー敗れる、豪G1ランドウィックギニーはコンヴァージに凱歌
2022年03月09日 13:45
豪ランドウィック競馬場で現地5日に行われた3歳G1ランドウィックギニー(芝1600m)は、前哨戦のホバートヴィルステークスで上位を占めた3頭で再び決着。3番人気のコンヴァージが中団追走から直線半ばで抜け出し、1番人気アナモーの追撃を0.29馬身振り切った。
10頭で争われたレースはコンヴァージが先頭から5馬身ほどの5番手で中間点を通過。さらに約3馬身差の後方2、3番手からアナモーが追走した。手応え良く進出したコンヴァージは直線入口で鞍上のT.クラーク騎手が背後に迫るアナモーを確認してスパート。鋭い反応でアナモーの追撃を振り切った。2番人気のヒラルは逃げ馬の背後から伸び切れず、さらに2.3馬身差の3着までだった。
前走のホバートヴィルSはアナモー、ヒラル、コンヴァージの順に決着したが、今回はそれぞれの着順が入れ替わる結果となった。コンヴァージは昨年6月にG1のJ.J.アトキンスで重賞初制覇。それ以来の白星で重賞2勝目としている。
同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、G.ウォーターハウス調教師とともにコンヴァージを共同管理するA.ボット調教師は次戦にローズヒルギニーを挙げ、その後はドンカスターマイルが意中にあるとコメントしている。