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豪G2アデレードC、カー騎乗のダシャーンスウィートジュニアが重賞初制覇

2022年03月16日 14:15

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 豪G2アデレードカップ(3歳以上、芝3200m)が現地14日にモーフェットヴィル競馬場で15頭により争われ、J.カー騎乗の1番人気ダシャーンスウィートジュニアが中団のラチ沿い追走から最終コーナーで外へ切り替えると、直線では馬群の中からスムーズに加速して快勝した。

 勝ち馬の直前を進んでいた2番人気のタイガータイガーが1.5馬身差の2着に続き、さらに2馬身差の3着には5番人気のフューチャースコアが入線。2020年の2着で2021年は優勝のグッドアイデア(4番人気)は逃げるも道中で先頭を奪われ、粘り切れず勝ち馬から4.6馬身差の4着に終わった。

 ダシャーンスウィートジュニアはスウィートオレンジ(その父ウォーフロント)産駒の4歳セン馬で重賞初制覇。ニュージーランドでデビューして2021年4月のG3マナワツクラシックで3着があるも、その後は二転三転する厩舎体制を経て現在のP.ストークス厩舎へ移籍。昨年11月の移籍3戦目から4連勝して軌道に乗り、前走のリステッドでは2着だった。

 同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、アデレード育ちのカー騎手は「ずっと勝ちたかったレースなの。以前にもう少しの所まで行ったけど、友だちや家族の前で勝つのは格別ね」と喜びのコメント。なお、ストークス師は今後の目標にG1シドニーカップを挙げている。