仏の種牡馬ドクターディーノ、今年の種付け料収益をウクライナ支援に寄付
2022年03月26日 14:20
現役時代にG1香港ヴァーズを連覇し、現在はフランスで種牡馬入りしているドクターディーノのシンジケートは現地25日、ロシアからの侵攻を受けているウクライナの子供たちを支援するために今年の種付けで得られる収益全額をユニセフを通じて寄付すると発表した。
これは競馬メディア『Thoroughbred
Daily News』が報じたもの。ドクターディーノはムータティール産駒のフランス産馬で、5歳時に米マンノウォーステークスでG1を初制覇した遅咲き。この年と翌2008年の香港ヴァーズを連覇するなど、通算30戦9勝で引退した。種牡馬としては平地競走ではこれまで目立った産駒はいないが、障害レースでは多くのG1馬を出している。