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G1オーストラリアンオークス、レーン騎乗のエルパトロネスが完勝

2022年04月10日 06:06

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 G1オーストラリアンオークス(3歳牝馬、芝2400m)が現地9日にランドウィック競馬場で15頭により争われ、D.レーン騎乗の7番人気エルパトロネスが3、4番手を追走すると、先頭に並んで迎えた直線では2.55馬身抜け出して完勝した。

 内ラチ沿いで脚を溜めたエルパトロネスは、最終コーナーで逃げ馬と2番手の馬の間から進出。道中並走から外を回って併せにきた2番人気ジプシーゴッデスを直線で突き放した。ジプシーゴッデスが逃げ粘る13番人気ジンマティーニとの2着争いを0.41馬身差で制し、1番人気のヒンジドは勝ち馬の後ろから伸び切れず4着に敗れた。

 シェイマスアウォード産駒のエルパトロネスは豪3歳牝馬の頂点を決める戦いで重賞初制覇。昨年10月にデビュー3戦目のリステッドで初勝利を挙げ、それ以来の2勝目がビッグタイトルとなった。同馬は今回を含めて重賞に5回挑戦し、昨年10月のG3ネッズクラシックで2着、今年2月のG2オータムクラシックで3着があった。