現地9日、豪ランドウィック競馬場で行われたG1シドニーカップ（3歳以上、芝3200m）は、女性騎手のR.キングを背にしたナイツオーダー（3番人気タイ）が最内枠を利して主導権を握り、終始1馬身ほどのリードを保って鮮やかに逃げ切った。

　2.05馬身差の2着に勝ち馬の背後で3番手追走の7番人気シェラズが続き、さらに2.53馬身差の3着には中団から11番人気のダシャーンスウィートジュニアが入線。1番人気のクリスタルペガサスは大外に近い18番枠から最後方追走となり、勝ち馬から13.43馬身差の9着に終わった。

　ソーユーシンク産駒の7歳セン馬ナイツオーダーは昨年6月のG2ブリスベンカップ以来となる白星で2度目の重賞制覇。当時も3200mを逃げ切ったが、11月のG1メルボルンカップでは23頭中の19着に大敗している。