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古豪スカレティが重賞11勝目、仏G2アルクール賞でシリウェイら下す

2022年04月12日 11:21

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 現地10日、仏パリロンシャン競馬場にてG2アルクール賞(芝2000m)が行われ、M.ギュイヨン騎乗のスカレティがシリウェイらを退けた。

 レースは昨年5月の仏G1ガネー賞勝ち以来の実戦となるマレオーストラリスが逃げ、昨秋のG1英チャンピオンステークス勝ち馬シリウェイとスカレティは後方に控える展開。そのまま直線に入ると内にいたスカレティは前がふさがる苦しい状況になったが、残り300メートルで大外に持ち出すと一気に伸びて先頭でゴールに飛び込んだ。

 2着は3/4馬身差でシリウェイ。さらにアタマ差でマレオーストラリスが続いた。

 J.レニエ厩舎のスカレティはケンダルジャン産駒の7歳せん馬。昨年は仏G1イスパーン賞や独G1ダルマイヤー大賞などを制し、今年は休み明けだった前走の仏G3エクスビュリ賞こそ3着だったが、今回で通算11回目の重賞勝ちを果たした。