現地6月15日に英アスコット競馬場にて行われるG1プリンスオブウェールズステークス（芝10ハロン）の登録馬21頭が発表。3月にG1ドバイシーマクラシックを制した日本ダービー馬シャフリヤールが主要ブックメーカーで揃って前売り1番人気となっている。

　『ラドブロークス』、『コーラル』などのブックメーカーでは、2番人気以下の順番に多少の違いはあるものの、1番人気はいずれもシャフリヤール。オッズはそれぞれ4.5倍となっている。

　『ラドブロークス』では、中距離実績が豊富な8歳馬アデイブが昨年の英ダービー馬アダイヤーと共に5倍の2番人気。6倍の3番人気タイにはG1ドバイターフを連覇したロードノース、昨年に英インターナショナルステークスを勝つなどG1を通算3勝しているミシュリフが推されている。一方で、欧州最強マイラーのバーイードは7倍の6番人気とやや評価が低い。

　『コーラル』はアダイヤーが5倍で単独の2番人気。3番人気はロードノースで6倍、4番人気タイにはバーイードとミシュリフ、そして4月の英G3ゴードンリチャーズステークスを3連勝で制した上がり馬モスターダフが推されている。