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KYオークスはシークレットオースが制覇、ルーカス師は32年ぶりの美酒

2022年05月07日 11:39

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 現地6日、米チャーチルダウンズ競馬場でG1ケンタッキーオークス(3歳牝馬、ダート9ハロン)が行われ、L.サエス騎乗のシークレットオースが勝利した。

 レースはエアの冠名で知られる吉原毎文氏が共同所有するユウギリが逃げ、無敗の2歳女王エコーズールーが2番手。縦長の展開となり、第4コーナーではエコーズールーが先頭を奪って直線に入る。

 そこへ第3コーナーからロングスパートをかけていたシークレットオースが襲い掛かり、残り2ハロンで先頭に。最後は遅れて追い込んできた1番人気のネストを2馬身差で抑え込んだ。

 エコーズールーは人気薄のデザートドーンにもかわされて4着。無敗だったUAEオークス馬シャハーマは6着と健闘し、ユウギリはブービーの13着に沈んだ。

 D.ルーカス厩舎のシークレットオースはアロゲート産駒。2月にG3ハニービーステークスで重賞初制覇すると、ケンタッキーダービー参戦を目指して4月のG1アーカンソーダービーに進むも牡馬相手に3着。これで再び牝馬路線に舵を切り、今回の戴冠となった。

 ルーカス調教師は1990年のシーサイドアトラクション以来、32年ぶりのKYオークス制覇で通算5勝目をマークした。