英3歳G3ジャージーS、去勢明けのノーブルトゥルースが集中力を発揮
2022年06月19日 10:15
現地18日、英ロイヤルアスコット開催の最終日に行われた3歳馬によるG3ジャージーステークス(芝7ハロン)は、1番人気のノーブルトゥルースが外ラチ沿いで他の14頭を率いると、後続に並ばれた残り2ハロンから二枚腰を発揮して1馬身差の勝利を収めた。
外ラチ沿いで最後方を追走した13番人気のファインドが勝ち馬の内に切り替えて食い下がり、先団から粘り込む9番人気ドバイポエットとの2着争いをクビ差で制した。
ノーブルトゥルースはゴドルフィンが所有するキングマン産駒のセン馬でC.アップルビー調教師が管理。昨年7月にデビュー2戦目で勝ち上がり、10月の5戦目には仏G1ジャンリュックラガルデール賞で2着がある。今季は2月のG3サウジダービーで始動するも13着に大敗し、英国に帰国して4月末のリステッドを6馬身差で圧勝。今回は去勢明けの一戦だった。
アップルビー師はノーブルトゥルースの目標として、来季から賞金総額1000万豪ドル(約9億3500万円)となるゴールデンイーグルを挙げている。