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​ラプティットココが休み明けのG1プリティポリーS制覇、秋は凱旋門賞も視野に

2022年06月27日 10:55

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 現地26日、愛カラ競馬場にてG1プリティポリーステークス(3歳以上牝馬、芝10ハロン)が行われ、W.リー騎乗のラプティットココが勝利した。

 前半はやや行きたがるそぶりを見せたラプティットココだが、リー騎手がなだめて前2頭から離れた3番手をキープ。直線残り1ハロン付近で先頭に立つと、外から追い込んできた1番人気のマイアストラを半馬身差で退けた。

 P.トゥーミー厩舎のラプティットココはルーラーオブザワールド産駒の4歳馬。昨年は重賞2勝を含む3連勝で締めくくっており、今年初戦だったここで連勝を4に伸ばすとともにG1初制覇を達成した。

 トゥーミー調教師は「正直に言って、ここで負ける気はしなかった」と堂々のコメント。「(英二冠牝馬だった)ラブやG1馬のサンダリングナイツを(昨年9月のG2ブランドフォードステークスで)下した内容から、彼女はトップクラスだと思う」と語り、「オーナーたちと相談し、今年はシーズン後半に備えて始動を遅らせたんだ」「次はヨークシャーオークスの予定。凱旋門賞、ブリーダーズカップ、香港遠征などもあるかもね」とプランを語っていた。

 なおラプティットココと同じP.トゥーミー厩舎のロスカーベリーが3位で入線したが、レース後に斤量不足が発覚して失格処分に。トゥーミー師はW.ローダン騎手のレース前後の検量で係員に不手際があったと話しており、異議を申し立てる意向を示している。