サウジCの雪辱期すミシュリフ、ヴァデニら強力3歳勢に経験で勝負
2022年07月01日 12:02
2月のG1サウジカップで最下位に終わったミシュリフが、雪辱を期して現地7月2日の英G1エクリプスステークスで戦列に復帰する。
ミシュリフは連覇を狙ったサウジカップでまさかの14着と惨敗。主戦のD.イーガン騎手は「前年とはダートの感じが違っていた。高い気温がダート表面に影響を与え、ミシュリフ向きではなかったのかもしれない」と当時を振り返り、そのうえで「ここ数週間、何度も彼に乗ってきたが順調に来ている」と復活に自信を見せている。
今年のエクリプスSは6頭立ての少頭数だが、仏ダービー馬ヴァデニと愛2000ギニー馬ネイティヴトレイルという強力な3歳勢が参戦する。イーガン騎手は「この時期に3歳馬と10ポンド(約4.5キロ)差というのは厳しいが、ミシュリフだって実績馬だ」と語り、小頭数ゆえの駆け引きについても「彼は何度もそういう戦いを経験してきたし、心配はないだろう」「3歳馬よりもずっと成熟しているし、それは彼にとっての財産になる」とベテランの経験値に期待を寄せていた。