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​牝馬のアルピニスタが5連勝でサンクルー大賞制覇、ハリケーンレーンまさかの惨敗

2022年07月04日 11:00

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 現地3日、仏サンクルー競馬場にてG1サンクルー大賞(芝2400m)が行われ、L.モリス騎乗の牝馬アルピニスタが強豪牡馬らを蹴散らした。

 レースはR.ムーア騎乗のハイデフィニションが逃げ、昨年の凱旋門賞3着馬ハリケーンレーンは外から押し上げて3番手に。アルピニスタは後方3番手に控える。

 そのまま直線に入ると最内を突いた重賞初挑戦の上がり馬バラッティが先頭を窺うが、先行勢の外からアルピニスタが末脚を一閃。最後は1馬身1/4差で勝利した。

 さらにクビ差の3着は人気薄のバブルギフト。叩き2戦目での本領発揮を期待された1番人気のハリケーンレーンはまったく伸びず、勝ち馬から11馬身半差のブービー(8着)に沈んだ。

 M.プレスコット厩舎のアルピニスタはフランケル産駒の5歳牝馬。昨年7月に英G2ランカシャーオークスを制した後はドイツ遠征を繰り返し、ベルリン大賞、オイロパ賞、バイエルン大賞とG1を3連勝。今回は約8カ月の休み明けだったが、危なげなく連勝を5に伸ばした。