休み明けの英G1エクリプスステークスで僅差の2着だったミシュリフは、今後の焦点を8月のG1英インターナショナルステークス連覇にあてているようだ。

　2月のサウジカップで最下位に終わったミシュリフは、復帰戦だったエクリプスSでは直線で進路が狭くなって外に持ち出すロスがあったものの仏ダービー馬ヴァデニのクビ差2着に入った。

　陣営のレーシングマネージャーを務めるT.ボート氏は「主な目標はジャドモンド（英インターナショナルS）。キングジョージに行くとは言っていないが、状況は注視している」とキングジョージ出走にも含みを残したコメント。

　キングジョージには英ダービー馬デザートクラウン、愛ダービー馬ウエストオーバーの参戦が見込まれているが、「エクリプスSでは3歳馬と10ポンドの斤量差でも戦えることを証明できたと思う。今後も斤量差が変わっていくのだから、3歳馬を恐れるべきではない」と話している。