昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソが、現地23日の英G1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークス出走のゴーサインを得た。

　今週末の英アスコット競馬場は速い馬場が予想され、重馬場だった凱旋門賞を始めとして稍重以上の馬場での勝利が目立つトルカータータッソ向きではないとの見方も。しかしM.ヴァイス調教師は「ハンブルク（前走の独G2ハンザ大賞、稍重）では速い馬場で勝った。柔らかい馬場の方が向いているかもしれないが、どんな馬場でも対応できる馬だ」と自信を見せている。

　なお今年のキングジョージは現時点で6頭立て。大手ブックメーカーの前売りでは1番人気が愛ダービー馬ウエストオーバー、2番人気は英オークス2着馬エミリーアップジョンと3歳勢が上位を占め、以下はミシュリフ、トルカータータッソ、ブルーム、パイルドライヴァーと続いている。