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3歳牝馬のサンドリーン、英G2レノックスSで古馬を破り1年ぶり白星

2022年07月27日 12:06

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 英G2レノックスステークス(3歳以上、芝7ハロン)が現地26日にグッドウッド競馬場で行われ、3歳牝馬サンドリーン(6番人気)が道中4、5番手の中団から直線で馬群の外に持ち出され、3頭が一線に並ぶ接戦をクビ差で制した。

 後方から内ラチ沿いをキープしたキンロス(2番人気タイ)が逃げ粘る4番人気ポゴとの2着争いを短アタマ差で制し、1番人気のセイクリドはキンロスの背後から5着まで。セントジェームズパレスステークスの2着馬でもう1頭の2番人気ルセイルは、中団の後ろから伸び負けて7着に終わった。

 サンドリーンはデビュー3連勝で制した昨年7月のG2ダッチェスオブケンブリッジステークス以来、1年ぶりの白星で通算3度目の重賞勝ち。今年は初戦の英1000ギニーで5着、続くコロネーションステークスでも7着と今ひとつだったが、3戦目の前走はファルマスステークスで3着とマイルG1戦線を歩んでいた。

 サンドリーンを管理するA.ボールディング調教師は「ファルマスSでは勝ちそうところもあったが、やや距離が長かったようだ。彼女は馬場不問だから、もし7ハロンで力を出せるならフォレ賞向きなのではないかと感じた。その前に右回りをこなせるか試したかったが上手くいったね」と語り、今後はシティオブヨークステークスからフォレ賞を目指すとコメントしている。