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豪州春の三大レース、今年は日本調教馬の登録なし

2022年08月03日 11:44

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 この8月から新シーズンを迎えた豪州競馬では、現地2日にレーシングヴィクトリア(RV)が春の三大レース(コーフィールドカップ、コックスプレート、メルボルンカップ)の登録馬を発表。前年比で海外調教馬の登録数は増加したものの、日本調教馬の登録は1頭もないことが判明した。

 各レースの登録頭数はコーフィールドCが計169頭(海外32頭)、コックスプレートが計135頭(同12頭)、メルボルンCは計186頭(同43頭)。総登録数の前年比ではコーフィールドCが1頭減、コックスプレートが18頭減、メルボルンCは12頭増となった一方、海外勢の登録数は23頭、8頭、28頭といずれも増加した。

 こうした中で日本調教馬の登録はなかったが、日本生まれのディープインパクト産駒で4月末にG1オーストララシアンオークスを制したグリントオブホープ、豪州生まれのディープインパクト産駒で昨年10月にG1スプリングチャンピオンステークス勝ちのプロフォンドは3レース全てに登録。4月の豪ダービーなどG1レース3勝のモーリス産駒ヒトツは繋靭帯負傷の影響で登録を見送っている。

 日本調教馬を除く海外勢では昨年のコックスプレート覇者ステートオブレストが再び登録。同馬を管理するJ.オブライエン調教師はガリレオ産駒のオキタソウシなどコーフィールドCに12頭、メルボルンCにも10頭をエントリーした。また、昨年は豪州遠征を見送った父のA.オブライエン調教師もロイヤルアスコット開催のG2キングエドワード7世ステークスを制したチェンジングオブザガード(=メルボルンC)らを登録している。

 また、メルボルンCには英G1ゴールドカップで2着のモジョスター、仏ダービー2着でG1パリ大賞3着のエルボデゴン、コックスプレートにはマイルG1でバーイードの2着が続くゴドルフィンのリアルワールドの名前も見られる。