レイズユーが長距離で素質開花、愛セントレジャー前哨戦完勝で本番へ
2022年08月17日 11:52
G3愛セントレジャートライアルステークス(3歳以上、芝14ハロン)が現地13日にカラ競馬場で行われ、道中3番手キープの1番人気レイズユーが絶好の手応えで直線に入ると、残り1ハロンから満を持しての仕掛けで完勝した。
2馬身差の2着に2番人気のサーチフォーアソングが逃げ粘り、さらに5馬身1/2差の3着には最後方の6番手から4番人気ムーンデイジーが入線した。
レイズユーはロペデヴェガ産駒の6歳セン馬で今回が重賞初制覇。2018年に英国のA.ボールディング厩舎からデビューし、3歳時の仏ダービー10着などを経て現在のJ.オブライエン厩舎に移籍した。その後はマイルから10ハロンを主戦場にしてきたが、昨年10月に12ハロンの一般戦を勝って距離延長に活路を見出し、今季初戦からリステッドで結果を出していた。
オブライエン師の代理で臨場した助手は、レイズユーを次戦で愛セントレジャーに挑戦させるとコメントしている。