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マラサートが3度目の正直でクレリエール撃破、米G1パーソナルエンスンS制す

2022年08月29日 13:20

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 現地27日、米サラトガ競馬場にてG1パーソナルエンスンステークス(4歳以上牝馬、ダート9ハロン)が行われ、マラサートが2戦続けて後塵を拝していたクレリエールに雪辱した。

 5頭立てながら豪華メンバーとなったレースはレトルースカが先導。差のない2番手にサーチリザルツが付けてマラサートは4番手、1番人気に推されていたクレリエールは大きく離れた最後方からとなる。

 向こう正面で3番手に上がったマラサートは直線で外に持ち出してスパート。レトルースカをかわして先頭に立っていたサーチリザルツを差し切り、半馬身差の勝利を収めた。

 レトルースカはサーチリザルツから2馬身差の3着。クレリエールは最後まで勝負に加われず、勝ち馬から9馬身半差の最下位に沈んだ。

 T.プレッチャー厩舎のマラサートはカーリン産駒の4歳馬。去年はケンタッキーオークスなどG1を3勝したが、ここ2戦はG1オグデンフィップスステークスとG2シュヴィーステークスでクレリエールの2着続き。だが今回は精彩を欠いたライバルを尻目に4度目のG1制覇を達成した。