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​最強馬バーイードの凱旋門賞参戦が濃厚に! 出走判断は馬場次第

2022年08月29日 12:50

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 ここまでG1レース6連勝を含む10戦10勝の最強馬バーイードが、現地10月2日に行われる仏G1凱旋門賞(芝2400m)に参戦する可能性が濃厚となったことが分かった。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

 バーイードは7月の英G1サセックスステークスまでマイルG1を5連勝。初めての中距離戦だった今月17日のG1英インターナショナルステークス(芝10.5ハロン)では6馬身半差の圧勝で距離延長にも難なく対応してみせた。

 陣営は今後について中距離レースのG1アイリッシュチャンピオンステークスかG1英チャンピオンステークスへの参戦が濃厚としていたが、ここに来てクラシックディスタンスの凱旋門賞への参戦に傾いたという。

 W.ハガス調教師はヒッサ妃殿下らとの長い話し合いの末に、バーイードはあと一戦で引退という結論になったことを明かし、「そのレースは凱旋門賞か英チャンピオンSになる」とコメント。「バーイードは凱旋門賞に出るためには追加登録が必要だが、悪い馬場では走らせたくない。馬場状態が良ければ出走する可能性が高いだろう。そうでなければ英チャンピオンSまで待機することになる」と語っている。

 今年の凱旋門賞では日本から参戦予定のタイトルホルダーが大手ブックメーカーでアルピニスタと前売り1番人気を争っていたが、バーイード参戦濃厚で状況は一変。各ブックメーカーは揃ってバーイードを2.75倍から3倍の1番人気とし、タイトルホルダーとアルピニスタは7倍から8倍で2番人気となった。