仏ダービー馬ヴァデニ、凱旋門賞参戦の可能性は?
2022年09月06日 12:23
今年の仏ダービー馬ヴァデニは、7月に古馬相手の英G1エクリプスステークスも制覇。現地10日のG1アイリッシュチャンピオンステークスで中距離G1レース3連勝を狙っている。
そのヴァデニの主戦を務めるC.スミヨン騎手は5日、競馬メディア『Equidia』の取材に対してヴァデニが愛チャンピオンSで好走すれば10月2日の仏G1凱旋門賞に向かう可能性があると示唆した。
ただし陣営のレーシングマネージャーを務めるG.リモー氏は「(将来の予定は)何も除外しないし、何も決まっていない」と白紙を強調。「(凱旋門賞は)当初からの予定にはない。全ては愛チャンピオンSの結果次第だ」と語っている。
また同氏は「ヴァデニの父チャーチルは2歳時にマイルで好走したが、12ハロンでは走らなかったと思う(現に最長は英チャンピオンSの10.5ハロン)。彼はガリレオ産駒だが、スピードタイプだった」と血統面に言及し、「ヴァデニは(12ハロンも)もつかもしれないが、現時点では(選択肢に)除外も確定もない」としている。