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​伏兵スウィートレディがヴェルメイユ賞逃げ切り、凱旋門賞参戦を前向き検討

2022年09月12日 14:15

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 現地11日、仏パリロンシャン競馬場にてG1凱旋門賞の前哨戦に当たるG1ヴェルメイユ賞(3歳以上牝馬、芝2400m)が行われ、G.ブノワ騎乗の伏兵スウィートレディが逃げ切った。

 スウィートレディが先導する馬群はスローペースで一団となり、1番人気の英オークス馬チューズデーと2番人気のグランドグローリーは後方に待機する。レースはそのまま淡々と流れ、結局そのままスウィートレディが最後まで先頭を譲らなかった。

 アタマ差の2着ライラックロード、さらに短クビ差の3着ラパリジェンヌと先行勢が上位を独占。チューズデーは4着まで押し上げるのが精いっぱいで、グランドグローリーは7着に終わった。また清水裕夫厩舎が管理する仏オークス5着馬フォールインラブは6着だった。

 F.グラファール厩舎のスウィートレディはロペデヴェガ産駒の4歳馬。5月の仏G2コリーダ賞で重賞2勝目を挙げており、今回は7月の仏G1サンクルー大賞4着から休み明けの一戦だったが、待望のG1初制覇を達成した。

 フランスギャロの公式サイトによると、グラファール調教師は「今後についてはオーナーと相談するが、凱旋門賞には魅力を感じている。ソフトな馬場なら彼女にもチャンスはあるよ!」と凱旋門賞への参戦に前向きな意向を示している。