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サクソンウォリアー産駒が重賞初制覇、仏2歳G3コンデ賞をヴィクトリアロードが快勝

2022年09月18日 10:44

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 現地17日、仏シャンティイ競馬場で2歳G3コンデ賞(芝1800m)が8頭により争われ、ディープインパクト産駒の英2000ギニー馬サクソンウォリアーを父に持つヴィクトリアロード(2番人気)が後方から息の長い末脚を繰り出して差し切った。

 ハナにも立てそうなほどの抜群のスタートを決めたヴィクトリアロードだが、R.ムーア騎手が手綱を引くと素直に従って後方2番手まで下がり、そのまま折り合い良く迎えた直線では大外から末脚を炸裂。自身の前方から先に抜け出した3番人気ラシュフォードをゴール前で差し切った(クビ差)。3着馬はさらに3馬身半離れ、1番人気のプレシャスシーは3番手追走から6着に終わった。

 A.オブライエン調教師が管理するヴィクトリアロードは、5月9日にアイルランドのロスコモン競馬場でデビューするも4連敗し、8月10日の5戦目で初勝利。次戦はドーヴィル競馬場でリステッドも勝ち、3連勝での重賞初制覇となった。同馬の兄姉に目立った活躍馬はいないが、母の半姉ハーフウェイトゥヘブンは2008年に愛1000ギニーなどG1レースを3勝。その産駒にはマジカルやロードデンドロンがいる。

 なお、昨年のコンデ賞を制したエルボデゴンは次戦でG1クリテリウムドサンクルーも連勝。3歳の今年は仏ダービー2着、パリ大賞3着と活躍している。