窪田芳郎氏が所有する4歳馬ドラゴンシンボルが、現地10月15日の英チャンピオンズスプリントステークスで悲願のG1初制覇を狙うことが分かった。

　R.ヴェリアン厩舎のケーブルベイ産駒ドラゴンシンボルは、昨年6月の英Ｇ１コモンウェルスカップで1位入線も進路妨害で2着に降着。続く7月の英G1ジュライカップも2着に敗れるなど短距離G1で何度も善戦するもあと一歩及ばない結果が続き、今年もここ2戦は英G1ナンソープステークスと愛G1フライングファイブステークスでいずれも5着だった。

　ヴェリアン調教師は「（3番枠の前走は）枠順抽選で運がなかった」「レースでは悪い方に進路を取ってしまい、5ハロン戦では許されないブレーキを踏んでしまった」と前走を振り返り、うまく運べば2着はあったとコメント。それでも「今季は好調で、チャンピオンズデーにアスコットで行われるチャンピオンズスプリントを目指すことになりそうだ」と話している。