シーラローザが仏G1ロワイヤリュー賞で重賞3連勝、ベリーエレガントはまた不発
2022年10月02日 08:14
仏パリロンシャン競馬場で現地1日に牝馬限定の長距離G1ロワイヤリュー賞(3歳以上、芝2800m)が行われ、1番人気のシーラローザが道中3番手キープからフォルスストレートで2番手に上がると、直線の瞬発力勝負に持ち込み1馬身差で快勝した。
後方から追い込んだ8番人気のジャンナフラワーが逃げ粘るオッティーリェン(4番人気タイ)との2着争いをアタマ差で制し、武豊騎乗の7番人気ペロタンはシーラローザをマークして進むも6着まで。凱旋門賞を断念したベリーエレガント(2番人気)はペロタンの背後から馬群の外へ持ち出すロスが大きく7着に終わった。
シーラローザは前々走のG2リリーラングトリーステークス、前走のG2ポモヌ賞から3連勝でG1初制覇。今年は初戦のG3ピナクルステークスも含めて5戦4勝とした。馬主のC.ツイ氏は今後について未定としている。
なお、豪州から駆けつけてベリーエレガントに騎乗したM.ザーラ騎手は「動けない位置に入り詰まってしまった」とポジショニングを敗因に挙げている。