【凱旋門賞】トルカータータッソ、独調教馬初の連覇ならず3着 ヴァイス師「一瞬勝ったかと…」
2022年10月03日 17:55
<凱旋門賞>◇2日=パリロンシャン(フランス)◇G1◇芝2400メートル◇3歳上牡牝◇出走20頭◇1着賞金285万7000ユーロ(約4億円)
ドイツ調教馬史上初の連覇を狙ったトルカータータッソ(牡5、M・ヴァイス、父アドラーフルーク)は3着に敗れた。
18番枠からスタートし、道中は後方待機。直線はランフランコ・デットーリ騎手を背に大外を猛然と追い込んだが、先に抜け出していたアルピニスタ、ヴァデニには届かなかった。
ヴァイス師は「一瞬勝ったかと思ったけど、アルピニスタが素晴らしかった。彼女は昨年のベルリン大賞でも私たちに勝っているし、リスペクトする存在でした。トルカータータッソは力強い末脚を見せてくれたし、私たちにとって大事な、一生に一度の馬ですよ」と、ライバルと自身の管理馬をたたえた。