豪コーフィールド競馬場で現地8日にG1マイトアンドパワー（3歳以上、芝2000m）が行われ、1番人気のアナモーがアイムサンダーストラック（3番人気タイ）との追いくらべを0.2馬身差で制した。

　8頭立てながら中距離戦線の主力が集結した一戦は、逃げるアリゲーターブラッド（3番人気タイ）をザーキ（2番人気）がピタリとマークし、これらに離れずアナモーとアイムサンダーストラックが3、4番手を固めて直線へ。外のアナモーはコーナーワークで内のアイムサンダーストラックに1馬身余り後れを取るも、力強く巻き返すとゴール前でアイムサンダーストラックと粘るザーキをまとめて差し切った。

　ザーキはさらに0.2馬身差の3着、後方から7番人気のミスターブライトサイドが追い込み4着、アリゲーターブラッドはアナモーから2.25馬身差の5着に終わった。

　アナモーは今季初戦のウィンクスステークス、前走のジョージメインステークスとG1レース3連勝で通算9度目の重賞制覇（G1は6勝目とした）。

　同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、この勝利を受けて現地ブックメーカーの『スポーツベット』は、コックスプレートにおけるアナモーの前売りオッズを2.80倍から2.40倍へさらにカットしている。