現地9日、米キーンランド競馬場でG1スピンスターステークス（3歳以上牝馬、ダート9ハロン）が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたマラサートが快勝した。

　5頭立てのレースは3頭のハナ争いからは2番人気のレトルースカが抜け出してペースを握り、マラサートは4番手に控える展開。3コーナーからまくりに出たマラサートは直線入り口で早くもレトルースカをかわして先頭に立つ。

　マラサートはその後も後続を寄せ付けず、2着のアーミーワイフに5馬身1/4差の圧勝。レトルースカは勝ち馬から16馬身3/4差の4着に沈んだ。

　T.プレッチャー厩舎のマラサートはカーリン産駒の4歳馬。昨年はケンタッキーオークスなどG1を3勝、今年も前走のパーソナルエンスンステークスを含めてG1を2勝となった。