仏2歳G1クリテリウムアンテルナシオナル、プラウドアンドリーガルが接戦を制す
2022年10月23日 14:34
現地22日、仏サンクルー競馬場で行われた2歳G1クリテリウムアンテルナシオナル(セン馬不可、芝1600m)は、2番手追走の2番人気プラウドアンドリーガルが逃げる5番人気エスピアナージと首の上げ下げとなる接戦をアタマ差で制した。
3番手追走の6番人気ソルトベイが1馬身3/4差の3着に流れ込み、1番人気のキューブリックはソルトベイの背後で5番手を追走するも直線で伸び切れず、勝ち馬から13馬身余り後れて最下位の7着に沈んだ。
プラウドアンドリーガルはD.オブライエン調教師が管理するガリレオ産駒の牡馬で、7月の愛G3タイロスステークス以来となる2度目の重賞勝ちでG1初制覇。タイロスS後はG2フューチュリティステークス(3着)、G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(2着)と連敗したが、この勝利で通算成績を5戦3勝とした。
プラウドアンドリーガルを勝利に導いたG.ライアン騎手にとってもG1初制覇で、オブライエン師は「ギャビン(ライアン騎手)が上手く乗ってくれた」と騎乗ぶりを称賛すると、プラウドアンドリーガルについて「恐らく来年の彼は10ハロンか12ハロンの距離が必要になるだろう。選択肢はたくさんあるし、彼は距離をこなせる馬だよ」とクラシックシーズンを見据えていた。