無敗の怪物フライトラインが引退、米レーンズエンドファームで種牡馬入り
2022年11月07日 11:10
現地6日、前日の米G1ブリーダーズカップクラシックの圧勝で無傷の6連勝としたフライトラインの引退が発表され、米ケンタッキー州のレーンズエンドファームで種牡馬入りすることが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
フライトラインは名種牡馬タピット産駒の4歳馬。昨年末のG1マリブステークスを11馬身半差で圧勝すると、故障明けで初のマイル戦だった今年6月のG1メトロポリタンハンデキャップも6馬身差で楽勝。10ハロンに距離が伸びた9月のG1パシフィッククラシックでは19馬身1/4差の歴史的勝利を収めた。
さらにBCクラシックでもライフイズグッドら強豪を一蹴して8馬身1/4差の勝利を収め、デビューから無傷の6連勝。完璧な戦績を引っ提げての繁殖入りとなった。
レーンズエンドのB.ファリッシュ氏は「フライトラインの素晴らしい活躍について、サドラー調教師とそのチームに感謝したい」「フライトラインの歴史的なパフォーマンスは彼らの専門知識と、馬の能力を最大限に引き出した努力の賜物だった」とコメントしている。