豪州でG1レース3勝のデュアイス、ジャパンCを断念して秋まで休養
2022年11月09日 13:13
豪州でG1レース3勝の5歳牝馬デュアイスが、登録のあるジャパンカップ(11月27日)遠征を断念して秋まで休養することになった。豪競馬メディア『racing.com』が現地7日付けで報じた。
デュアイスは3歳時にクイーンズランドオークスでG1初制覇を飾り、4歳の昨シーズンは3月にオーストラリアンカップとタンクレッドステークスでG1連勝。タンクレッドSの勝利によりジャパンC優勝時のボーナス対象となったため、E.カミングス調教師は遠征に前向きな姿勢を見せていた。
しかし、5歳を迎えた今季は8月27日に初戦のメムジーステークス(10着)から徐々に距離を延ばしつつG1を5戦するも、4戦目のコーフィールドカップ(8着)、前走のメルボルンカップは直線入口での不利もあり18着など調子を上げられなかった。
カミングス師は「彼女はすでに放牧に出て秋に戻ってくる」「彼女を遠征させるのは賢い(選択)と思わない」と述べている。なお、デュアイスの状態はメルボルンC後も良好とのこと。