豪州でメルボルンカップなどG1レースを11勝後にフランスへ移籍し、今年10月に現役を引退したベリーエレガントのオーナーグループが、初年度の交配相手にシーザスターズを最有力候補として挙げている。現地7日に豪競馬メディア『racing.com』が報じた。

　ベリーエレガントを共同所有するB.ソコルスキー氏は「彼女を北半球で交配するつもりだ。まだ最終決定ではないが、恐らくシーザスターズが最もふさわしいのではないかな」と意中の相手を明かしている。

　また、そのままベリーエレガントを欧州に留め置き、引き続き現地で繁殖生活を送らせるか、豪州に連れ帰るかは現時点で決まっていないとのこと。

　シーザスターズは種牡馬として、欧州マイル・中距離路線を席巻したバーイードや長距離路線に君臨したストラディバリウスを輩出。豪州でもフィフティースターズ（オーストラリアンカップ）やシュラオー（シドニーカップ）がG1レースを制している。