競馬メディア『Asian Racing Report』は9日、今年の凱旋門賞を制したアルピニスタがジャパンカップ参戦のため19日に来日する予定だと報じた。

　同メディアによると、アルピニスタは17日に出発し、ドイツのフランクフルト経由で19日に日本に入る予定。同馬を管理するM.プレスコット調教師は「レース自体ももちろん十分に難しいが、輸送がうまくいかなければチャンスはないだろう」と語っている。

　その一方で、同師は日本特有の高速馬場への適応については「（重馬場で勝利した）凱旋門賞に出る前は、アルピニスタは固い馬場を好むと誰もが思っていた」「おそらく彼女のベストパフォーマンスは夏のサンクルー（仏G1サンクルー大賞）で、あの時の馬場は公式発表に反してとても速いものだった」と自信を見せている。