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【ジャパンC】2年連続参戦仏グランドグローリー「東京に戻ってきたことを馬が分かってる」助手

2022年11月21日 16:22

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 今週の日曜東京メインは、日本馬と外国馬が対戦するジャパンC(G1、芝2400メートル、27日)が行われる。

 2年連続参戦となったフランスのグランドグローリー(牝6、G・ビエトリーニ)は月曜朝、ダートコースを軽快なキャンターで駆け抜けた。馬体をふっくら見せ、心身ともに充実した様子。調教終了後に取材に応じたデュモン助手は「非常に順調にきていて、リラックスして走っていました。トンネル(地下馬道)からコースに出てきた時、ここに来たことを覚えていました。東京に戻って来たことを馬が分かっているように、周りを見ていました」とほほ笑んだ。

 昨年は牝馬限定G1のオペラ賞2着から参戦したが、今年は凱旋門賞5着からの臨戦。昨年のジャパンC後に現役馬&繁殖馬セールで落札後、現役続行が決まり、プリンスオブウェールズS3着など牡馬相手に力のあるところを見せてきた。この1年の変化を問われたデュモン助手は「メンタルが進化しました。何のために運動をしているのかがわかっていて、メンタルの成長を感じます。輸送も順調で、何のために輸送されているのかも馬がわかっている。カイ食いもいいです」。

 昨年までは千葉県白井市の競馬学校経由だったが、今年からは東京競馬場の馬場内に新設された国際厩舎へ空港から直接入るようになった。その点は「トレビアン。素晴らしい施設でオーガナイズされていて、なるべく快適に過ごせるように配慮されている。すべてが素晴らしいです」と新施設をべた褒めした。「馬への負担が少なくなりましたので、長旅の後でも回復が早かったと思います。日本馬と比べても負担が減って、馬の力を存分に発揮できる状況です」。瞳の奥に闘志を燃やしている。

出典:日刊スポーツ