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【ジャパンC】テュネスのムルザバエフは日本で結果出す「このあと短期免許で騎乗予定」

2022年11月25日 15:58

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 今週の日曜東京メインは、日本馬と外国馬が激突するジャパンC(G1、芝2400メートル、27日)が行われる。

 ドイツから参戦するテュネス(牡3、P・シールゲン)は金曜朝、ダートコースで精力的に体を動かした後、東京競馬場内をスクーリング(下見)した。見守ったシールゲン師は「戸惑った様子もなかったです。非常にリラックスしていますよ。(枠順も)いいですね。展開も向いてくれると思います。今朝の動きも良かったし、馬が楽しそうにしていました。馬体重はもう少し増えた方がいいので、明日(土曜)はダクだけのつもりです」と話した。

 凱旋門賞馬トルカータータッソの半弟という血統、圧勝続きの戦歴とともに注目されるのが、日本初登場のムルザバエフ騎手。シールゲン師にそのキャラクターを聞くと「信頼できるジョッキーです。レースに向かうときは入念に研究してくれるし、何より彼は競馬を楽しんでいます。技術的にはラストスパートの追い比べにものすごく強いジョッキーです」とべた褒め。師の褒め言葉を恥ずかしそうに聞いていたムルザバエフ騎手は「テュネスは今朝もいい感触でした」と手応えを伝え、「今週末から多くの騎乗依頼をいただきました。このあと、12月17日から3月7日まで(JRAで)短期免許で騎乗予定です。騎乗依頼をいただけたのも関係者のおかげですし、いい結果を出したい」と意気込みを語った。

 4年連続ドイツリーディングを確定させているカザフスタン出身の名手。土曜は東京メインのキャピタルS(タイムトゥヘヴン)など4鞍に騎乗予定。ジャパンCの前に、その手綱さばきに注目したい。

出典:日刊スポーツ