NEWS

ニュース

ニュース/コラム

​香港カップ圧勝のロマンチックウォリアー、年明けから香港三冠に挑戦か

2022年12月12日 12:05

  • 友だち追加数

 11日に行われた香港国際競走のG1香港カップ(芝2000m)で、地元のロマンチックウォリアーが圧勝を見せた。

 日本から参戦したダノンザキッドに4馬身半差の勝利は、香港カップでは1999年の勝ち馬ジムアンドトニックが3馬身3/4差で勝って以降では最大の着差。騎乗したJ.マクドナルド騎手は「この馬には多くの長所があるが、最高なのはポジション取りのうまさだ」とコメント。「今日は最初から最後まで完璧。これまで私が乗ってきた名馬と肩を並べる存在だ」と相棒を褒めたたえた。

 これで通算10戦9勝となったロマンチックウォリアーの今後について、C.シャム調教師は「オーナーはここを勝ったら香港トリプルクラウンを狙うべきだと言っている」とコメント。G1香港スチュワーズカップ(芝1600m)、G1香港ゴールドカップ(芝2000m)、G1チャンピオンズ&チャターカップ(芝2400m)と続くシリーズで、1993-94シーズンのリヴァーヴァードン以来2頭目となる三冠達成を狙う可能性を示唆している。