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米G2サンアントニオS、来年引退のデットーリ騎手がカントリーグラマーで圧勝

2022年12月27日 13:00

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 現地26日、米サンタアニタパーク競馬場でG2サンアントニオステークス(ダート8.5ハロン)が行われ、L.デットーリ騎乗のカントリーグラマーが圧勝した。

 大外枠から4番手にポジションを取ったカントリーグラマーは向こう正面でじわじわとポジションを上げ、第3コーナーからデットーリ騎手が仕掛けだすと早くも先頭に。直線では粘るスティレトボーイを突き放し、4馬身半差の勝利を収めた。

 B.バファート厩舎のカントリーグラマーはトーナリスト産駒の5歳馬。今年3月のドバイワールドカップで2度目のG1制覇を果たした後は、フライトラインに19馬身以上もちぎられた9月のG1パシフィッククラシックも含めて3戦連続で2着どまりだったが、今回は格の違いを見せつけた。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、来年限りでの引退を表明済みのデットーリ騎手は、「(開催)初日から世界最高の馬の一頭に乗るプレッシャーはあったが、馬は絶好調だった。観客の歓声も楽しめたし、サンタアニタに戻ってこられてうれしい。なんて場所、なんて観客なんだ!最高だよ」と語ったという。