現地26日、米競馬年度顕彰にあたるエクリプス賞が発表。年度代表馬には無敗の怪物フライトラインが選出された。

　フライトラインは故障明けで初のマイル戦だった6月のG1メトロポリタンハンデキャップを6馬身差で楽勝。10ハロンに距離が伸びた9月のG1パシフィッククラシックでは19馬身1/4差の歴史的勝利を収めた。

　さらにブリーダーズカップクラシックでもライフイズグッドら強豪を一蹴して8馬身1/4差の勝利を収め、デビューから無傷の6連勝で引退をした。

　最優秀2歳牡馬の最終候補にノミネートされていたディープインパクト系サクソンウォリアー産駒で、G1ブリーダーズカップジュベナイルターフ覇者のヴィクトリアロードの受賞はならなかった。

各部門の受賞馬および受賞者は以下のとおり。

年度代表馬：フライトライン

最優秀2歳牡馬：フォルテ

最優秀2歳牝馬：ワンダーホイール

最優秀3歳牡馬：エピセンター

最優秀3歳牝馬：ネスト

最優秀ダート古牡馬：フライトライン

最優秀ダート古牝馬：マラサート

最優秀短距離牡馬：エリートパワー

最優秀短距離牝馬：グッドナイトオリーブ

最優秀芝牡馬：モダンゲームズ

最優秀芝牝馬：リーガルグローリー

最優秀調教師：T.プレッチャー

最優秀騎手：I.オルティスJr.

最優秀見習い騎手：J.アントニオ・ゴメス