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NZの浅野一哉騎手の快進撃止まらず、今度はG2ワイカトギニーを制す

2023年02月05日 11:12

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 現地3日、ニュージーランドのテラパ競馬場でG2ワイカトギニー(3歳、芝2000m)が12頭により争われ、浅野一哉騎手が6番人気の伏兵ルーズスペンダーを先行策から勝利に導く好騎乗を披露した。

 ルーズスペンダーは外から2番目の枠だったが、浅野騎手は2番手の位置を取ると逃げ馬から4、5馬身ほど離れて追走。中間点から徐々に差を詰めて直線入口で先頭に並び、馬場の四分所から抜け出して4番人気デビルドムの追撃を振り切った(1馬身1/2差)。

 3/4馬身差の3着に8番人気のサヴォアフェールが続き、単勝1.9倍の1番人気に推されたワイタクはさらにハナ差及ばず4着に敗れた。

 ルーズスペンダーはターンミールーズ(父イフラージ)産駒のセン馬で今回が重賞初挑戦。昨年12月24日に芝1600m戦でデビュー勝ちを飾り、2戦目の前走は芝2100mのリステッドで4着に敗れていた。

 浅野騎手は1週前の1月28日にソーンドンマイルでG1初制覇を飾ったばかり。その前にも1月14日のG1JR&Nバーケットテレグラフと元旦のG1レイルウェイステークスで2着に惜敗するなど、年明けから好調を持続している。