現地4日、米サンタアニタパーク競馬場で行われたG3ロバートB.ルイスステークス（3歳、ダート8.5ハロン）は、最後方の4番手からレースを進めたL.デットーリ騎乗の1番人気ニューゲートが、2番手から抜け出す4番人気ハードトゥフィギュアと叩き合ってクビ差ねじ伏せた。

　1馬身3/4差の3着に3番人気のウースターが続き、2番人気のアラビアンライオンはさらに3馬身1/4差の最下位に終わった。

　B.バファート調教師が管理するニューゲートはイントゥミスチーフ産駒の牡馬で重賞初制覇。昨年7月30日にデビュー勝ちを飾ると、次戦のG1デルマーフューチュリティ（4着）から今回まで5戦連続で重賞に挑戦し、2走前のG3ボブホープステークス、前走のG3シャムステークスではともに2着だった。なお、バファート師は今回で5連覇（通算11勝目）としている。

　ロバートB.ルイスSは三冠戦線に多くの活躍馬を輩出しており、2012年の優勝馬アイルハヴアナザーは次戦のサンタアニタダービー勝ちからケンタッキーダービーとプリークネスステークスの二冠制覇。2021年のメディーナスピリットはKYダービーで1位入線したものの、薬物規定違反で失格となった。