現地5日、香港シャティン競馬場でG3センテナリーヴァーズ（芝1800m）が行われ、H.ボウマン騎乗のセニョールトーバが好位追走から勝利した。

　133ポンド（約60.5キロ）を背負ったセニョールトーバは3番手の好位をキープ。直線では2番手から131ポンド（約59.5キロ）の実績馬カーインスターが先に抜け出したが、残り100メートル付近でこれをかわして先頭に。ゴール前で116ポンド（約52.5キロ）の1番人気ランニンググローリーの追撃を受けたが、これを3/4馬身差で退けた。

　カーインスターは勝ち馬から1馬身1/4差の3着。135ポンド（約61キロ）のトップハンデを課されたグロリアスドラゴンは4着までだった。

　C.ファウンズ厩舎のセニョールトーバはトロナド産駒の5歳馬。昨年5月にG3クイーンマザーメモリアルカップで重賞2勝目を果たした後は重賞を5戦して3着が最高だったが、ボウマン騎手に乗り替わった今回は久々の勝利を手にした。

　香港ジョッキークラブによると、この後は今月18日にカタールでG1エミールトロフィーにJ.モレイラ騎乗で出走予定。さらに3月25日のG1ドバイシーマクラシックへも参戦の意向をファウンズ調教師は見せている。